歯のトラブル

歯並び(噛み合わせ)

  1. (医)令和会 森歯科
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歯並び・噛み合わせ治療

「私って、前からこんな歯並びだったっけ……?」

もともとは、正常な歯並び、噛み合わせだったはずが、自分でも気づかないほど少しずつ・数年単位の時間をかけて変化することがあります
矯正治療のように力をかけていなくとも、自然に力がかかる状態が続いていると、歯並びがいつの間にか変わってしまうことも珍しくありません。

歯並び・噛み合わせが悪くなってしまう原因とは?

なぜ、歯に自然に力がかかってしまうのか?それは、歯周病が進行しているか、歯を失ったことで力のバランスが崩れているといったケースが考えられます。原因によって、治療の方法が異なります。

歯周病が原因で歯並び、噛み合わせが悪くなっている場合の治療方法

歯周病が進むと歯の根元がゆるみ、歯に圧力がかかっても支えることができなくなります。その結果、歯が前後に傾いたり沈んだりして、歯並びが異常になることがあります。この場合は、歯周病の治療をすることで改善することができます。歯周病については別のページで詳しく説明していますので、そちらもご覧ください。

歯周病について

歯がなくなったことが原因で歯並び、噛み合わせが悪くなっている場合の治療方法

虫歯や外的な圧力によって、歯が抜けたり欠けたりした場合は、欠損した箇所に空白ができます。その空白部分に正常な歯が寄るようになり、歯並びがずれてしまうことがあります。そういったずれが起こらないように、入れ歯などの人工歯を入れるのが、一般的です。

方法は、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3つがあります。

歯を失った場合の治療方法とは

その他考えられる原因


歯の治療を中断している 最も歯並びを悪くしやすいのは、歯を抜いたままにする、仮の歯などが取れたままにするなど、歯の治療を不完全な状態で放置した場合です。
この場合短期間でも周辺の歯並びに大きな影響を与えます。
歯ぎしり 毎日、睡眠中に歯ぎしりが行なわれると、歯並びが悪くなることがあります。
上の前歯などが外側に倒れていくように広がることもあります。
親知らず 親知らずが生えるスペースがない場合など、奥歯から前歯のほうに向かって、押す力が発生するため、前歯の歯並びに影響することがあります。

歯並び・噛み合わせの違和感に気づいたら


歯が動いているということは、お口の中のバランスが崩れ、今までと違う力がかかっているということです。

「歯並びが変わっている気がする」
「うまくかめていない気がする」

など、もし思い当たることがあるとしたら、お口の中に何らかの原因を抱えているかもしれません。

「気のせいかも・・・」とそのままにしてしまうより、まずはお口の健康状態を調べるところから始めてみませんか