歯のすき間をふさぐ
歯のすき間が気になる方の場合、先天的な問題と後天的な原因が考えられます。
- 先天的な原因：歯が欠如している・歯が小さい・歯の大きさに対して顎が大きいといったケース
- 後天的な原因：歯周病が進行して歯のすき間が広がっている・舌の癖によって歯並びが変わってしまっているケース
・・・など様々なケースが考えられます。
それぞれに応じた治療方法はありますが、後者のような場合には根本的な問題（歯周病、習癖など）を同時に解決していくことが大切です。
すき間を補う治療方法とは
治療方法は大きく分けて「詰め物・被せ物治療」または「矯正治療」の2つです。
詰め物やかぶせ物治療では、人工物ですき間を補います。詰め物や被せ物が合っていないために物が詰まる・挟まるという方は、詰め物・被せ物をやり直すことで改善を目指すことができます。
その他には、コンポジットレジン（歯科用プラスチック）を盛り足してすき間をふさぐ方法、ラミネートべニア、ダイレクトボンディングといった方法もあります。すき間の広さや歯の大きさに応じて、不自然でないバランスがとれる治療方法を選ぶことが大切です。
矯正治療では、歯を動かして歯並びを改善することによってすき間をなくす方法です。詰め物・被せ物治療と違い、自分の歯を削ることなく治療ができることがメリットとして挙げられます。
歯のすき間・空隙でお悩みなら
上記以外にも、矯正と詰め物・被せ物治療を組み合わせる方法もあります。患者様のお口の状況は一人ひとり異なるため、しっかりと検査・診断をしたうえで最適な治療方法をご提案します。まずは一度ご相談いただけたらと思います。
