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舌の痛み

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舌の痛み、口内炎と舌の正しいお手入れ


舌痛症とは?

舌やお口の中の粘膜がヒリヒリとするしびれるといった痛みがあり、慢性的に続くようであれば「舌痛症」の可能性があります。

見た目に変化はないものの、舌の先や縁に違和感が出たり、歯科治療の後に症状を感じたりすることが多いのが特徴です。

様々な原因が考えられますが、主に以下のようなものが考えられます。

舌の痛みの原因

詰め物や入れ歯などの刺激(摩擦)によるもの

詰め物が合っていなかったり、歯並びや入れ歯の金具の摩擦などによって、ヒリヒリ・ピリピリとした痛みを感じることがあります。このような場合、お口の中の状態をチェックすることで原因を見つけられるケースもありますのでご相談ください。

口内炎によるもの

細菌感染による口内炎や炎症、潰瘍などが原因で舌や口の粘膜に痛みを感じることがあります。このような場合は舌に異常が現れるので原因を区別することができます。

その他

その他にも、精神的な理由や、栄養不足(亜鉛など)によっても発症することがあります。見た目に現れないために原因が特定しにくいものの、先に挙げたような原因に該当しない場合はこれらによる可能性が考えられます。

口内炎と舌ガンの違い

舌やお口の中に口内炎や潰瘍ができ、それがなかなか治らないと「もしかして大きな病気なのでは・・・」と、心配に感じる方も少なくないのではないでしょうか。

口内炎の場合、一般的に数日~10日程で治るケースが多いですが、もしも、あなたの症状がそれ以上続いているようであれば一度歯医者さんを受診されることをお勧めいたします。

舌がんの特徴

ガンという言葉は、誰でも一度は聞いたことがある病気かと思います。ガンは体のいろいろな臓器で発症する可能性があり、お口の中にできることもあります。お口にできるガンを「口腔がん」といいますが、これは体にできるガンのうち約5%を占めていると言われています。

また口腔がんのうち約60%は舌にできる「舌がん」です。
症状としては舌の表面や裏側がただれたり、炎症をおこして硬くなったりと様々です。口内炎に近いものもあり、ご自身では判別が難しいケースもありますので、歯医者さんへ相談されることをお勧めします。

口腔がんの原因と治療法

口腔がんの原因は様々あると言われていますが、その代表的なところは「喫煙」「飲酒」といったものでしょう。舌や粘膜へ刺激を与えることから、乱れた歯並び間違った歯ブラシもリスクがあると考えられています。

治療法は体と同じで、手術、抗がん剤治療、放射線療法といった方法をとります。舌の機能が下がることで、食事・会話などに少なからず影響が生じます。お口を健康に保つことが非常に大切なのは、こうした背景があるのです。

口内炎、舌の異常は歯医者さんへ相談を


歯科医院では、歯や歯茎以外にもお口の粘膜や舌、顎の状態などもチェックすることが可能です。口の中は、他の臓器と違い開いて診ることができます。そのため、定期検診の中でこうしたトラブルを見つけられるケースもあります

口腔がんの疑いがある場合、無理に組織を傷つけるのではなく大学病院など専門機関と連携して検査を進めていきます。森歯科は瀬戸市に30年以上根ざした医院であり、医療連携の体制が整っておりますので安心してご相談ください。

お口の中に気になる症状がある方や、最近歯医者へ行っていないな・・・という方は是非この機会に検診を受診されてみてはいかがでしょうか?