あごのトラブル 顎関節症
あごが外れたとき:安全に元の位置に戻すために
あごの脱臼の対処はほとんどの歯科医院で行っています。
側頭骨のくぼみにあごの骨が戻らなくなっているため、奥歯の部分を持ち上げてもとに戻します。しかし、無理に戻すと痛みを感じることがあるので注意が必要です。
森歯科では口腔外科にも対応しており、お口の中だけでなく顎や骨格の構造を解剖学的に学んでおります。安心してお任せください。
顎関節症の3大症状とは?
- 痛い
- 口が開かない(小さくしか開かない)
- 音がする
これらは顎関節症の3大症状といわれています。
日常的にあごを使う方が起こしやすいものと、骨格的に起こしやすいものがあり、森歯科ではそれぞれに応じた専門的な診断をします。
顎関節症は歯科医院で検査を受けることができます。つらい症状はそのままにせず、まずはご相談ください。
顎関節症の原因と対処法
筋肉痛が原因の顎関節症
人前で話したり歌を歌ったりする方に多い症状で、耳の手前あたりに痛みを感じます。
こわばった筋肉のコリをほぐす薬を処方し、筋肉の痛みを緩和させていきます。
まれに歯ぎしりが原因となって痛みが起きることもあり、その場合は噛み合わせの調整やマウスピースの装着であごの負担を軽減していきます。
かみ合わせ調整やマウスピースであごの負担を軽減できるケースもありますが、患者様によってはそうした処置がかえって負担を増やしてしまう場合も考えられます。
森歯科では各種学会のガイドライン等に沿った診断に基づいた、患者様の状態に合った治療を行っております。
あご関節に問題がある顎関節症
「口は開くけれど痛みを感じる」という症状の場合、側頭骨とあごの骨のあいだにあるクッションのような役割をする部分がずれている可能性があります。詳しい検査で骨の状態を把握して、必要があれば関節液を注入するなどして痛みをやわらげていきます。合わせて、口の開閉をスムーズにするための運動を行います。
頻繁にあごが外れ、くせになっている時は骨にプレートをつける手術を行うこともあります。また、骨が外れたまま癒着してしまったなど、進行した顎関節症でも外科的な措置が必要になります。そのような場合においても、森歯科では責任をもって専門の医療機関をご紹介いたしますので、どうぞご安心ください。